@misc{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00010458, author = {中村, 友紀}, month = {Jan}, note = {application/pdf, アマモはアマモ場と呼ばれる大規模な群落を形成し,沿岸域の主要な一次生産の場となり,また栄養塩を吸収する作用など,沿岸環境で重要な役割を果たしている。近年はアマモ場が減少しており,各地で造成が行われている。アマモが絶滅に瀕している海域のアマモ場造成においては,少量の種子や親株を用いた室内での大量種苗生産技術の確立が求められている。本研究では,アマモの増殖に適した室内培養条件を明らかにすることを目的として,培地,培養温度,植物生長調節剤の使用などについて検討した。海水100%の培地は葉の生長,50%の培地は根の生長に適しており,培地のIMK濃度は植物体の生長に大きな影響はないと考えられた。発芽温度によってその後の草体の生長に違いは見られなかった。2層培地での3-4ケ月の培養後,一部の培養株は生殖株となり花穂を形成した。わい化剤アンシミドールによって葉の生長が抑制されたが,形態形成の促進効果はみられなかった。ベンジルアデニンによって葉および根の生長が抑制され,地下茎の伸長が促進された。今後は,培養環境の改善,使用する植物生長調節剤の検討などが必要であると考えられた。, 三重大学大学院生物資源学研究科博士前期課程生物圏生命科学専攻, 25}, title = {アマモ発芽体の室内培養における植物調整剤の検討}, year = {2010} }