@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00011197, author = {園部, 友里恵 and SONOBE, Yurie}, journal = {三重大学教育学部研究紀要. 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践, BULLETIN OF THE FACULTY OF EDUCATION MIE UNIVERSITY. Natural Science,Humanities,Social Science,Education,Educational Practice}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本稿では、即興と学習との関連について論じているK.Sawyerの論考をカリキュラム開発の視点から読み解いた。Sawyerは、これまでの教授が台本のある演劇のメタファーによって語られてきたことに着目し、即興演劇のメタファーを適用することによって、教授・学習といういとなみをより創造的なものと捉えることを試みた。その際、即興パフォーマンスにおいて、パフォーマーは、共有された構造に依ることによって自由を獲得していることを見出した。こうしたモデルは、学校の教室において繰り広げられるカリキュラムにおいても同様であり、計画(構造)と即興という両者のバランスを保つことによって、より創造的で協働的な学習を促すことが可能となる。このように、即興と構造を相反するものではなく共存するものとして捉えるSawyerのカリキュラム観は、現在進められている新たな学習観、学力観に基づいた教育改革、および授業実践において重要な示唆を与えてくれる。}, pages = {197--204}, title = {カリキュラム開発における即興性 ―K.Sawyerの論考を手がかりに―}, volume = {68}, year = {2017}, yomi = {ソノベ, ユリエ} }