@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00011199, author = {笹屋, 孝允 and SASAYA, Takayoshi}, journal = {三重大学教育学部研究紀要. 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践, BULLETIN OF THE FACULTY OF EDUCATION MIE UNIVERSITY. Natural Science,Humanities,Social Science,Education,Educational Practice}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究の目的は、1900年代から展開されている学級経営研究において、「問題行動」がどのようにとらえられてきたのか、その歴史的変遷を追い、今後の研究の課題と展望を検討することである。学級経営研究はその時代の学習理論から強く影響を受け、1900年代以来、問題行動はその前行動から制止されるべきという行動主義によるとらえ方が1970年代まで展開されてきた。1970年代に認知理論が導入されることにより、問題行動をとる生徒やそれを認識する教師の内的過程が分析されるようになったことで、問題行動が仲間関係構築の機会、学習規律学習の機会としてとらえられるようになった。1990年代以降は社会文化的アプローチの考え方が導入され、問題行動は学級集団の成長の機会や、生徒のアイデンティティ確立の機会としてとらえられるようになり、制止されるべきという否定的な評価から、学級集団や生徒の成長の機会という肯定的な評価へと、問題行動に対する評価も大きく転換したことが明らかとなった。}, pages = {211--219}, title = {学級経営研究における問題行動のとらえ方の歴史的変遷}, volume = {68}, year = {2017}, yomi = {ササヤ, タカヨシ} }