@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00011832, author = {加納, 岳拓 and KANO, Takahiro and 稲垣, 友裕 and INAGAKI, Tomohiro}, journal = {三重大学教育学部研究紀要. 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践, BULLETIN OF THE FACULTY OF EDUCATION MIE UNIVERSITY. Natural Science,Humanities,Social Science,Education,Educational Practice}, month = {Jan}, note = {application/pdf, 本稿は、ベースボール型を集団的な鬼遊びとしての連携や協調に着目し、ゲームやチーム内の質的変容を捉えた研究は見られないことに問題意識を持ち、集団的鬼遊びとしてのベースボール型球技の質的変容について明らかにすることを目的とした。その結果、「捕ることや打つことを目的としたボール操作・速さ比べとしての競走・『追う・逃げる』を中心とした鬼遊び」といったベースボール型の文化的価値とは異なる3つの世界に位置する生徒が存在する中で、ホームベースを第一としたベースをめぐって、攻撃者と守備者の間で駆け引きがおきていることが、侵入を含む鬼遊びに参加しているゲーム様相であることが明らかとなった。また、「集団」の質的変容として、予測している未来がどれだけ先であるのか、予測に関わってどれだけの他者への対応を想定しているのかという視点が浮かび上がった。特に準備時間が長いことを特徴とするベースボール型では、侵入を含む鬼遊びの世界への参加を土台としながら、準備段階でチームとして想定していることを共有すること、そして、塁上に走者がいる、さらに走者にも進塁・帰塁の選択ができる状況設定が質的変容には有効であることが明らかとなった。}, pages = {291--298}, title = {集団的鬼遊びとしてのベースボール型球技における質的変容に関する事例的検討}, volume = {69}, year = {2018}, yomi = {カノウ, タカヒロ and イナガキ, トモヒロ} }