@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00011833, author = {園部, 友里恵 and SONOBE, Yurie}, journal = {三重大学教育学部研究紀要. 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践, BULLETIN OF THE FACULTY OF EDUCATION MIE UNIVERSITY. Natural Science,Humanities,Social Science,Education,Educational Practice}, month = {Jan}, note = {application/pdf, 本研究では、インプロ(即興演劇)を用いた初任者研修において実施された「ステータス」ワークに着目し、初任者教員はステータスワークをいかに体験し、自身のステータスをいかに省察したのかを明らかにすることを目的とした。そして、初任者教員の身体コミュニケーションの特徴や、初任者教員をめぐる学校現場におけるコミュニケーションのあり方について考察するとともに、教員研修におけるコミュニケーション研修やインプロの活用の可能性について示唆的に述べた。その結果、研修を受講した初任者教員の大半が、自身の総合的なステータスを「低い」と捉えていること、その一方で、子どもとのコミュニケーション場面においては「高い」ステータスが求められ、意識的/無意識的にステータスを高く見せる技法を用いていること、保護者や同僚教員とのコミュニケーション場面においては自身のステータスを「低い」状態に保とうと意識されていることが明らかになった。「身体」を媒体として初任者研修に活用することは、より具体的な形での実践知の共有に結びつくほか、「模範解答」や「マニュアル」を超えたコミュニケーションのあり方の探究を可能にすることが示唆された。}, pages = {299--311}, title = {初任者教員を対象としたコミュニケーション研修の開発 ― インプロ(即興演劇)の「ステータス」ワークに着目して ―}, volume = {69}, year = {2018}, yomi = {ソノベ, ユリエ} }