@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00011844, author = {原田, 三千代 and HARATA, Michiyo}, journal = {三重大学教育学部研究紀要. 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践, BULLETIN OF THE FACULTY OF EDUCATION MIE UNIVERSITY. Natural Science,Humanities,Social Science,Education,Educational Practice}, month = {Jan}, note = {application/pdf, 2015年度教育学部日本語教育コース2 年生(6名)を対象にした『日本語表現』のクラス活動に、対話的評価活動(協働的推敲活動とルーブリックを用いた記述式内省活動を組み合わせた活動)をデザインし実践した。これまで文章表現に苦手意識を持っていた受講生(T)とこれまでから書くことを日常的に習慣づけていた受講生(N)を対象とし、対話的評価活動を通して評価観がどのように変化したかを探り、それによって、学習活動としての評価活動のあり方に示唆を得たいと考える。クラス活動の開始前と終了後にPAC 分析を行い、それぞれの態度構造を見た結果、T は、文章に対する苦手意識が評価規準に対する疑問と関連していることがわかった。N は、文章を書くことに取り立てて問題意識をもっていなかったが、自身の文章に対して完璧主義であり、推敲を「だめだし」として意味づけていた。6回に及ぶ文章作成において対話的評価活動を行うことによって、Tは自分自身の評価規準を持つことで書くことに対する自信につながった。Nは、これまで注目していなかった他者推敲に対する意義を認識するようになった。両名とも学習活動に対話的評価活動を埋め込むことで評価観に対する変化が生じ、学習者のメタ認知能力が育成されたことが示唆される。}, pages = {413--427}, title = {対話的評価活動における評価観の変容 ― アカデミック・ライティングの学部生を対象として ―}, volume = {69}, year = {2018}, yomi = {ハラタ, ミチヨ} }