@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00011852, author = {大日方, 真史 and OBINATA, Masafumi}, journal = {三重大学教育学部研究紀要. 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践, BULLETIN OF THE FACULTY OF EDUCATION MIE UNIVERSITY. Natural Science,Humanities,Social Science,Education,Educational Practice}, month = {Jan}, note = {application/pdf, 本稿は、三重大学教育学部で開講され、筆者の担当した2017年度前期「特別活動論II」の1回の授業を取り上げて分析するものである。当該授業は、学級における生徒間の「問題」に教師として遭遇する場面を描写した筆者作成のシナリオを用い、その場面における対応を学生たちが追求するように設定された。このシナリオを用いた授業展開には、教師としての対応を受講生がそれぞれに構想する段階と、それに続けて提示される2種の対応例に対して学生たちが評価を加える段階とが含まれている。この展開を通じて目指されていたのは、教育実践の固有の状況のなかで、状況に即して問題の所在を確定しつつ、問題解決に向かうという、教師としての力量を形成するための学習の成立である。本稿では、当該授業で用いたシナリオを紹介するとともに、授業中に受講生が記述した内容を分析して、当該授業の意義と課題を明らかにする。分析の結果、生徒間の「問題」に対応する教師の立場に自覚的になりつつ、問題の複雑さを把握し、多面的な対応を追求していく経験を学生に一定程度保障しえたことが確認される。}, pages = {483--490}, title = {学級内の生徒間関係の問題に関するシナリオを用いた教職科目の授業}, volume = {69}, year = {2018}, yomi = {オビナタ, マサフミ} }