@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00011928, author = {大河内, 朋子 and OKOCHI, Tomoko}, journal = {人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要, JINBUN RONSO : BULLETIN OF THE FACULTY OF HUMANITIES, LAW AND ECONOMICS}, month = {Mar}, note = {application/pdf, ゼーバルトの物語世界は「間テクスト性」を特徴とし、主副二つの声が響き合う多声音楽的な物語として捉えることができる。拙論においては、「引用・剽窃・暗示」されたテクスト断片が、ゼーバルトの物語世界を読み解くためのサブテクストであることを、『土星の輪』第7章の分析をとおして考察する。 第7章では、人生における「親和性と照応」という思想が展開されるが、挿入された引用テクストは、各人物相互の「親和性と照応」の根底に、「故郷の不在・喪失」や「中間地帯でのとどまり」というゼーバルト固有の問題圏が隠されていることを明かしている。}, pages = {71--78}, title = {W.G.ゼーバルトにおける間テクスト性について - 『土星の輪』第7章を手がかりにして -}, volume = {35}, year = {2018}, yomi = {オオコウチ, トモコ} }