@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00012773, author = {中川, 正 and Nakagawa, Tadashi}, journal = {三重大学高等教育研究, Mie University Journal of Studies on Higher Education}, month = {Mar}, note = {application/pdf, PBLの事例シナリオとして用いられることの少ない論文を活用する工夫として,学生にとって身近な卒業論文を活用すること,および問題発見の契機としてではなく問題解決のプロセスの中で論文を活用することが有効であるとの仮説のもと,2017 年度三重大学人文学部開講「アメリカの風土と地誌B」において,卒業論文をPBLシナリオとして組み込んだ授業デザインを構築し,その効果を分析した.地域研究をテーマとした4 つの卒業論文を題材とし,その着想段階から完成に至るまでのプロセスを,自己学習とグループ学習を繰り返すことを通して追体験させた.その結果,授業が学生の意欲を高め,主体的学習力,批判的思考力,課題探求力を向上させたことが確認された.卒業論文を題材とすることの利点としては,素材として身近なこと,学生が自信をもって批判を加えることができること,および思考の流れに沿った事例シナリオの活用が有効であることが明らかになった.}, pages = {67--70}, title = {卒業論文を題材としたPBLデザインと授業効果}, volume = {25}, year = {2019}, yomi = {ナカガワ, タダシ} }