@misc{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00012929, author = {甲村, 瞭次}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究では、LAMP-FLP法による植物病原菌の特異的検出について検討を行った。第1章ではLAMP-FLP法による三重県のコムギ赤かび病菌についてベンズイミダゾール系薬剤抵抗性系統のモニタリングを実施した。結果、79サンプル中3サンプルで薬剤抵抗性変異が検出され、これらは培養による薬剤感受性試験の結果と一致した。さらにLAMP-FLP法の消光ピーク温度から2試料がE198Q、1試料がF200Y抵抗性系統であることが示唆された。ヒストンH3遺伝子の系統関係からこの3サンプルはすべてF. asiaticumであることが示唆された。第2章ではLAMP-FLP法によるベンズイミダゾール系薬剤抵抗性イネばか苗病菌の特異的検出を検討した。結果、全てのサンプルでLAMP-FLP法の結果と培養による薬剤感受性試験の結果が一致した。このことから本手法で現在報告されているE198K及びF200Y抵抗性系統の同時検出が可能であることが示唆された。第3章ではフィリピンの新パナマ病罹病株から分離された菌株の系統関係からの種同定及びLAMP-FLP法によるFoc TR4の特異的検出を検討した。結果、ヒストンH3及びIGS領域の系統関係からフィリピン産14菌株がFoc TR4であることが示唆された。さらに、LAMP-FLP法によりFoc TR4を他の系統からの特異的検出が可能であることが示唆された。, 三重大学 生物資源学研究科 修士課程 資源循環学専攻, 79p}, title = {LAMP-FLP法による植物病原菌の特異的検出}, year = {2019}, yomi = {コウムラ, リョウジ} }