@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00013151, author = {大野, 元義 and Ohno, Motoaki and 磯野, 巧 and Isono, Takumi}, journal = {三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践, Bulletin of the Faculty of Education, Mie University. Natural Science, Humanities, Social Science, Education, Educational Practice}, month = {Jan}, note = {application/pdf, 本研究の目的は、愛知県一宮市の地域コンテンツであるゆるキャラ「いちみん」が果たす地域的役割を、いちみんの対外的および対内的な活用実態の分析を通して明らかにすることである。 いちみんの対外的な使われ方に関しては、観光施設およびSNS 上での活用が顕著であった。一宮市で最も観光客が訪れる138 タワーパークでは、着ぐるみの使用やいちみんをモチーフにしたイベントを行うなどの用途がみられた。また、138 タワーパークはツインアーチ138(市営)と公園(国営)とで管轄が異なっているが、一宮市のゆるキャラであるいちみんはツインアーチ138 での使用が主であった。SNS に関しては、一宮市観光協会のInstagram とFacebook の公式アカウントにおいて、一宮市のPR を目的とした使用が確認された。なお、Instagram とFacebook は使い分けがされており、Instagram はいわゆる「インスタ映え」を意識した草花やイルミネーションなどが用いられているイベントで、Facebook は幅広い年齢層が訪れるイベントでそれぞれ使用されていた。さらに、#(ハッシュタグ)を用いた投稿も多数確認され、いちみんの等身大モニュメントやそれと一緒に写っている子どもの写真が多いといった特徴があった。 また、対内的な活用として一宮市役所による取り組みが指摘された。例えば、教育文化部学校教育課では、児童生徒に一宮市に対する愛着や帰属意識を芽生えさせることを目的として、地域教育の副読本でいちみんを使用している。企画部企画政策課では一宮市の認知度向上を目的に、いちみんをモチーフとしたSNS アプリ「LINE」のスタンプを制作した。スタンプは公募によりデザインを決定し、とりわけ市内の小中高生の案を多く採用している。これらの対内的な活用は、とりわけ子どもを対象としたものが多い傾向にあることが明らかとなった。}, pages = {61--73}, title = {愛知県一宮市における地域コンテンツの役割 -ゆるキャラ「いちみん」を事例として-}, volume = {70}, year = {2019}, yomi = {オオノ, モトアキ and イソノ, タクミ} }