@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00001342, author = {宇京, 早苗 and UKYO, Sanae}, journal = {人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 1910年頃から十数年続いた表現主義の運動において,第一次世界大戦はそれ以後の文学活動に大きな変貌を強いるほどの深い影響を及ぼした。本稿では,戦争終結後の1918年から1920年代前半までの「後期表現主義」で見られた活発な文学活動,文学作品の出版,文芸雑誌の発行状況を調べ,また表現主義の戯曲の初演と映画の制作,上映の記録をも辿りつつ,表現主義が1920年代に達成した文化的成果とその大衆への浸透の有様を跡付けている。そして,これと同時に,1920年頃から生じた,表現主義の批評家や作家による運動の危機と終焉の自己認識の実態を検証している。こうした考察をもとに,表現主義の運動の総決算を行ない,この結果に基づいて表現主義の文学運動がどのようなものであったかを明らかにしている。}, pages = {43--56}, title = {後期表現主義 : ある文学運動の総決算}, volume = {18}, year = {2001}, yomi = {ウキョウ, サナエ} }