@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00001348, author = {太田, 伸広 and OTA, Nobuhiro}, journal = {人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 芸術のジャンルにはそれ固有の内容,美がある。そしてその固有の美こそが美の普遍性でもある。固有の美はジャンル固有の形式として現象するが,ジャンル固有の効果を発揮するならば,その固有の形式そのものを変えることもあり得る。これがレッシングの「美とジャンル」の思想の核心である。歴史と劇,とりわけ歴史劇との関係について,レッシングは「文学は歴史より」「哲学的で,有益である。」,「文学は」(従って歴史劇も)「錯覚」を通じて「普遍的なものを目指し,歴史は特殊なものを目指す」と述べている。事実を問題にする歴史に対して,文学は,この性格はこの環境の下ではかく行動するということを表現する。文学の言う普遍性,有益さとはそいうものである。従って歴史的事実は,劇においては,性格に従属する。}, pages = {141--150}, title = {<研究ノート>レッシングの文学・芸術論(その四)}, volume = {18}, year = {2001}, yomi = {オオタ, ノブヒロ} }