@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00013731, author = {中西, 良文 and Nakanishi, Yoshifumi}, journal = {三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践, Bulletin of the Faculty of Education, Mie University. Natural Science, Humanities, Social Science, Education, Educational Practice}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 本研究では、大学生におけるテスト結果の原因帰属と次の解決のための方略としてどのようなものが挙げられるのか、そしてそれらがどのように関わっているかについて検討を行った。原因帰属、次の解決のための方略ともに自由記述で回答を求め、その分類の際に、具体的な学習方略の視点を組み入れて検討を行った。さらに、テスト結果が成功もしくは失敗であると考えた場合で、原因帰属や次の解決のための方略、そしてその関連が異なるかについても検討を行った。 心理学に関する科目を受講する大学生71名を対象に、授業内で行われた中間テストの結果に関して、質問紙への回答を求めた。質問紙では、テスト結果についての成功・失敗の判断、テスト結果の原因帰属、次の解決のための方略について尋ねた。 その結果、原因帰属としては、努力帰属と方略帰属が多く挙げられ、また、次の解決のための方略としては、理解を行うという方略や、暗記や反復を行い物量をこなすという方略が多く挙げられた。原因帰属と次の解決のための方略との関連については、方略への帰属を行った場合、次の解決のための方略として理解方略が挙げられがちであるが、努力帰属を行った場合、次の解決のための方略として反復・暗記を行う方略が挙げられがちであるという様相がみられた。さらに、成功の場合、原因帰属として方略が挙げられると、次の解決のための方略として理解方略が挙げられやすいことも示唆された。}, pages = {291--296}, title = {大学生におけるテスト成績に対する方略帰属と学習方略の関係 -方略の種類に注目した検討-}, volume = {71}, year = {2020}, yomi = {ナカニシ, ヨシフミ} }