@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00013735, author = {富田, 昌平 and Tomita, Shohei and 小澤, 瑞希 and Ozawa, Mizuki}, journal = {三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践, Bulletin of the Faculty of Education, Mie University. Natural Science, Humanities, Social Science, Education, Educational Practice}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 本研究では,お化けに対する幼児の認識について検討した。幼稚園の年少児,年中児,年長児を対象に,お化けに対するイメージ,お化けとの出会い経験と可能性判断,他者のお化け経験談に対する本当/嘘判断などについて質問を行った。主な結果は以下の通りであった。第1に,お化けに対するイメージは,発達に従ってより具体的になり,特にモンスター系のお化けに関する知識が豊富になることが示された。第2に,お化けとの出会い経験は,年少児ほど多く報告し,経験したことが現実であるかのような恐怖をより感じやすいことが示唆された。また,経験の可能性判断では,年中児や年長児になるとより多様な視点から説明が行えるようになることが示された。第3に,他者によるお化け経験談に対する本当/嘘判断では,本当判断は年少児ほど多く,年中児や年長児では嘘判断が多く見られた。発達に従って,不確かな情報を鵜呑みにするのではなく,懐疑的に捉えることができるようになることが示唆された。考察では,幼児期におけるお化けに対する認識の発達的変化と,お化けを取り入れた保育実践を今後行っていくにあたっての留意点や展開上の工夫について議論された。}, pages = {315--325}, title = {幼児はお化けをどのように認識しているのか?}, volume = {71}, year = {2020}, yomi = {トミタ, ショウヘイ and オザワ, ミズキ} }