@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00014104, author = {森脇, 由美子 and Moriwaki, Yumiko}, journal = {人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要, Jinbun Ronso: Bulletin of the Faculty of Humanities, Law and Economics}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 19世紀にアメリカで大流行した大衆芸能ブラックフェイス・ミンストレルは、音楽、ダンス、寸劇の要素が合わさっていることから、文学、音楽やダンス研究、歴史学と多方面から研究が行われている。ブラックフェイス・ミンストレルに見られる黒人文化の借用や差別的内容、その影響力などは多くの研究者の関心を集めてきた。とりわけ1990 年代以降は、ホワイトネスの研究者たちが移民労働者たちの「白人性」の構築過程を探るための手掛かりとしてこれを取り上げたため、その人種意識が国民化や国民文化などと結びつけて論じられることが多かった。しかし近年では、このようなナショナル・ヒストリーを超え、大西洋史的視座から捉える研究も見られるようになった。これまでの研究を振り返るとともに最新の研究を紹介し、ブラックフェイス・ミンストレル研究の今後の方向性を展望する。}, pages = {65--73}, title = {19世紀アメリカのブラックフェイス・ミンストレル ―ナショナル・ヒストリーから大西洋史へ―}, volume = {38}, year = {2021}, yomi = {モリワキ, ユミコ} }