@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00014132, author = {磯野, 巧 and Isono, Takumi}, journal = {三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践, Bulletin of the Faculty of Education, Mie University. Natural Science, Humanities, Social Science, Education, Educational Practice}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 本稿では,三重県津市に立地する大規模農産物直売所「高野尾花街道『朝津味』(以下,朝津味)」を事例として,その利用実態にみられる諸特徴を,観光目的地としての津市の性格に着目しつつ,利用者の基本属性や来訪動機,回遊行動などの分析を通して明らかにした。朝津味は高野尾地区における「農」を基盤とした地域活性化事業の一環として整備された県下最大規模の農産物直売所である。三重県および近隣府県に居住する朝津味訪問経験者にウェブアンケート調査を実施した結果,その半数以上がリピーターであった。彼らは身近に利用できる農産物直売所として「新鮮な農産物を購入することができる朝津味」を高く評価していると思われる。一方で,回答者の多くは農産物直売所における「観光交流拠点」としての役割に期待をしているものの,実際に朝津味で開催されるイベントは彼らの主たる訪問目的となっていなかった。朝津味は単一的かつ主たる目的地としての性格が強いため,新鮮な農産物の購入を目的としたツーリストに対して,副次的なアトラクションとしてツーリズムに関わるイベントを企画したりその情報を発信したりすることが有効と考えられる。その際,観光資源としての農産物直売所の代替性を鑑みると,朝津味ならではの個性を強調することも重要となる。}, pages = {127--139}, title = {三重県津市における大規模農産物直売所の利用特性 ―高野尾花街道『朝津味』の事例―}, volume = {72}, year = {2021}, yomi = {イソノ, タクミ} }