@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00014139, author = {富田, 昌平 and Tomita, Shohei and 久世, 彩加 and Kuze, Ayaka}, journal = {三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践, Bulletin of the Faculty of Education, Mie University. Natural Science, Humanities, Social Science, Education, Educational Practice}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 本研究では,幼児は幼稚園で生成・共有されたローカルな空想上の存在(かっぱおやじ)についてどのように認識しているのか,また,その存在は幼稚園から家庭生活へとどのような拡がりを示したのかを探った。かっぱおやじをめぐる想像的探険遊びに参加した年長児(5-6 歳児)36 名の保護者を対象に,家庭でのかっぱおやじについての会話や遊び・活動,かっぱおやじに対する信念,他の空想上の存在に対する信念との関連を尋ねる質問紙調査を行った。調査の結果,幼児の多くはかっぱおやじの神秘的で驚異的な属性に関心や疑問を持ち,家庭でもそれらを持続させ,関連する絵本や遊びを楽しんだり,身近な場所でそれを探し求めたりするなど,その存在のリアリティは幼稚園の枠内に留まらず,家庭生活へと拡がっていた。また,幼児の多くはかっぱおやじの存在を信じており,経験したことを興奮した様子で語ったり,日常の何気ない無関連なものをかっぱおやじと関連付けて怖がったりしていた。さらに,かっぱおやじの存在を信じることは,他の空想上の存在を信じることや,家庭内での会話で話題にしたり,遊び・活動につなげたりすることと関連がないことが示された。}, pages = {189--198}, title = {かっぱおやじは幼児の家庭生活にどのように拡がったか? ―幼稚園から家庭へのローカルな空想上の存在の展開―}, volume = {72}, year = {2021}, yomi = {トミタ, ショウヘイ and クゼ, アヤカ} }