@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00014164, author = {大井, 賢 and Oi, Suguru and 田邉, 正明 and Tanabe, Masaaki}, journal = {三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践, Bulletin of the Faculty of Education, Mie University. Natural Science, Humanities, Social Science, Education, Educational Practice}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 本研究の目的は、より良い学校づくりに対する同僚教員の当事者意識と協働関係の形成過程の一端を解明することである。この目的を達成するために,校内研修の校務分掌担当である筆者が、協働関係の構築に有用とされる組織開発の考え方に基づき、校内研修を中心とする協働型組織の構築に向けた対話の場づくりに取り組んだ。具体的な実践過程において、筆者は日常から同僚教員集団の「人(人材)」、「関係性」(=ヒューマン・プロセス)等のソフトな側面1) に目を向け、その側面の課題について教員集団での意識化をねらいとした対話の場を設計し、同僚の意識変革に対する働きかけを行った。そうした働きかけの結果(意識変革:認知や行動の変容)による評価と実践過程の省察を繰り返すことで、他の学校でも応用可能とする組織開発実践者の思考様式や行動として、次の3点を見出した。(1)共感的に傾聴する態度を意識し、普段から同僚とコミュニケーションの機会を多く持ち、率直な思いを引き出せる関係を築くこと。(2)普段の同僚との関わりから、教員間の話し合いで起こるヒューマン・プロセスに目を向け、そのプロセスに関係のある同僚と共に現状の課題を探る過程で、同僚の意識変革を地道に促すこと。(3)日常の中で、教育目標の意味づけを何度も同僚に問いかけ、日々の教育活動と照らし合わせて共同で振り返る機会を積み重ねること。}, pages = {457--472}, title = {教員集団における対話の場づくりの設計とその働きかけ -特別支援学校高等部研修担当の立場から「人(人材)」、「関係性」に着目して-}, volume = {72}, year = {2021}, yomi = {オオイ, スグル and タナベ, マサアキ} }