@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00014171, author = {野口, 智世 and Noguchi, Tomoyo and 萩野, 真紀 and Hagino, Maki}, journal = {三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践, Bulletin of the Faculty of Education, Mie University. Natural Science, Humanities, Social Science, Education, Educational Practice}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 本研究の目的は、小学校音楽の歌唱の授業において、子どもの情報活用能力を育成し教育の質を向上させるために、ICTをどの場面でどのように活用するのが効果的か、またその課題を検証することである。そこで、全8時間の授業実践を行い、映像を記録した。児童の発言や動作、児童と児童の関わりや音楽表現をできる限り逐語記録をしたもの、併せて児童が記入したワークシートに基づき、その効果を検討した。 ICTを用いることによって、児童が自らの音楽表現を省察することができ、音楽を聴き取ったり感じ取ったりしようとする様子が見出された。そして、どのような歌唱表現にしていきたいかという思いや意図をもちながら、歌唱表現の工夫をしていくことができた。また、指導者がICTを活用することにより授業の準備にかかる時間は減少した。タブレット端末で楽曲を流すことができるため、ピアノ伴奏に苦手意識をもつ指導者も練習に多くの時間を割くことから解放された。さらに、指導者の手元でICTの操作が可能であるため、子どもに寄り添いながら授業をすすめていくことができた。 今後の課題は、器楽表現や鑑賞、音楽づくりにおいてもICTを活用した授業の展開を探究していくことである。また児童一人ひとりがタブレット端末を活用しながら音楽を学んでいける環境を整備し、その際のICT活用の意義と必要性について検討することである。}, pages = {547--552}, title = {ICTを活用した小学校音楽科の授業実践 -歌唱指導での取り組み-}, volume = {72}, year = {2021}, yomi = {ノグチ, トモヨ and ハギノ, マキ} }