@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00001441, author = {太田, 伸広 and OHTA, Nobuhiro}, journal = {人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 難題解決結婚の話を分析すると、幾つかの特徴が現われる。それを一般的に定式化すると、難題解決結婚とは、王様(女王、王女)が、地上の人間には解決することがおよそ不可能な難題を出し、それを解決したら、褒美としてお姫様(王子)をやる(嫁にする)という約束に基づく結婚である。難題解決には、異界の存在や贈物が登場し、難題解決に決定的な役割を演ずる。主人公はほとんど行動しない。褒美としての(主として)お姫様は家父長的な父王からモノ扱いされる。しかし、それにもかかわらず、お姫様には結婚に抗う強い意志や激しい感情を持つ人が多い。不思議なことに、『日本の昔ばなし』にはこの難題解決結婚は一話もない。グリム童話といえども、庶民同士の難題解決結婚はない。, 論説 / Article}, pages = {81--110}, title = {グリム童話と『日本の昔ばなし』の比較 : 難題解決結婚について}, volume = {22}, year = {2005}, yomi = {オオタ, ノブヒロ} }