@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00001443, author = {吉田, 悦子 and YOSHIDA, Etsuko}, journal = {人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 日本語の自然発話において名詞句が連続して生起するパターンは普通に観察される現象である。本稿では、日本語の照応表現のタイプとして、裸名詞句、指示形容詞句、指示代名詞、ゼロ代名詞をとりあげ、話題の中心を担う日本語名詞句の意味機能について検討する。談話理解のためのモデルを利用して話題の中心になる可能性を探るとともに、談話単位内だけにとどまらず、談話単位を越えて話題の中心が継続している現象について考察する。そして、名詞句の機能を背景で支える発話状況と談話記憶に目を向け、自然発話において話題の継続性を担う指示表現はゼロ代名詞よりはむしろ名詞句が中心であり、その連鎖が談話の整合性と有機的に結びついていることを指摘する。さらに指示形容詞句のうち「ソノ形容詞句」については、裸名詞とは異なる談話領域を探索して話題の中心になるものを焦点化する機能があり、認知的な解釈を加えていくことが有効であることを明らかにする。, 論説 / Article}, pages = {129--140}, title = {談話理解モデルからみた日本語名詞句の解釈について}, volume = {22}, year = {2005}, yomi = {ヨシダ, エツコ} }