@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00014980, author = {福田, 知子 and Fukuda, Tomoko and 大島, 康宏 and Ohshima, Yasuhiro and 森田, 奈菜 and Morita, Nana}, journal = {三重大学高等教育研究, Mie University Journal of Studies on Higher Education}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 生物多様性は現代生物学の大きなテーマの1つであるが,その概念の把握は難しい.その中にあって生物標本は生物多様性を支える資料として,生物多様性理解の足掛かりとなると考えられる.生物多様性教育の一環として,2018~2020 年,三重大学の地域活動支援資金を受けて「平倉昆虫整理プロジェクト」を三重県総合博物館と共同で立ち上げた.対象は,三重大学演習林(平倉演習林)で過去に三重大学の職員が採集した昆虫の未標本資料である.生物標本の重要性については筆者の授業でも触れているが,本プロジェクトは参加者が実際の標本作製作業を体験する点で標本の重要性を能動的に理解する機会となった.標本化作業を通じて参加者は地域の生物資料を活かすための標本作製の意義を考え,標本に基づいて当時の昆虫相を考察する機会を共有した.同様なプロジェクトは生物多様性についての実践的教育として重要な意義を持ち,今後も継続が望まれる.}, pages = {45--53}, title = {三重大学地域貢献活動支援による昆虫整理プロジェクトの成果―生物多様性教育の一環としての標本作製体験提供-}, volume = {28}, year = {2022}, yomi = {フクダ, トモコ and オオシマ, ヤスヒロ and モリタ, ナナ} }