@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00015025, author = {永田, 成文 and Nagata, Shigefumi and 石田, 智洋 and Ishida, Tomohiro}, journal = {三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践, Bulletin of the Faculty of Education, Mie University. Natural Science, Humanities, Social Science, Education, Educational Practice}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 社会認識の芽を育てる生活科の内容「地域と生活」は町探検が主要な活動である。町探検は,児童の心に残る活動としても身に付いた力が意識できる活動としても低調である。このため,地域の場所や生活したり働いたりしている人々によりかかわるような生活科の授業を構想した。本稿の目的は,「地域と生活」の町探検を核として,「動植物の飼育・栽培」の栽培活動と「生活や出来事の伝え合い」の体験を伝える活動を連携させた生活科の授業を開発し,その有効性を検証することである。 本稿では,児童の願いと関連づけて,地域の農地と農業に従事する人々に着目し,地域の人々との協働による農作物栽培について,社会科エネルギー教育の学習過程に基づく活動を行い,広い土地の農作業における機械使用の必要性に気付くことを目的とした,単元「地域の方とのさつまいもづくり」(23h)を開発し,実践した。 児童の活動の様子から,町探検を核とした栽培活動と伝達との連携により「地域と生活」のねらいを達成できているのか,エネルギーの視点を取り入れた地域の人々との協働による栽培活動は児童の気付きの質を高めているのかを分析した。これらの分析の結果,児童は地域の場所や人々に親しみや愛着をもち,考え,自分たちの生活と関連づけることができた。また,エネルギー教育の視点に基づいた学習過程を踏むことで,児童は広い土地の農作業における機械使用の必要性について気付きの質を高めることができた。単元「地域の方とのさつまいもづくり」は,地域との交流を重視した生活科のモデル単元といえる。}, pages = {297--306}, title = {広い土地の農作業における機械使用の必要性に気付く生活科の授業-地域の人々との協働によるさつまいもづくりを通して-}, volume = {73}, year = {2022}, yomi = {ナガタ, シゲフミ and イシダ, トモヒロ} }