@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00015029, author = {平山, 大輔 and Hirayama, Daisuke}, journal = {三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践, Bulletin of the Faculty of Education, Mie University. Natural Science, Humanities, Social Science, Education, Educational Practice}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 「経験の消失」と呼ばれる子どもの自然離れの克服の上で、保育者・教員養成課程における教育のあり方は重要である。本実践は、三重大学教育学部と地域の学校園との連携協力のもとで、大学キャンパスを近隣の幼稚園の身近な自然体験の場として活用するとともに、保育者・教員を志す学生が子どもたちの自然体験のガイド役となることを通して、自然の面白さを体験によって伝える能力を養うことを目的としたものである。 2009 年度から2019 年度までの11 年間に通算22 回の連携活動を実施し、のべ130 名近い学生の参加を得た。どの活動においても、園児たちがそれぞれに楽しそうに植物や昆虫などと触れ合う様子がみられ、活動後の幼稚園教員の感想からも、三重大学キャンパスは近隣の幼稚園にとっての身近な自然体験の場として有効であると考えられた。また、参加学生の振り返りから、自分たちが普段通っているキャンパスのごく身近な場所に多様な生物が生きていること、また、それらに触れる体験が保育において大切であることを実感できたことが読み取れた。さらに、参加学生のうち現在保育園あるいは小学校に勤務している卒業生からの聞き取りの結果、この活動での経験が、現在の教育現場での考え方や取り組みに活かされていることが分かった。一方、少子化にともない、当初3園あった連携幼稚園のうち現在残るのは1園のみとなった。このことは、保育者・教員養成課程において学生が子どもたちとの関わりを通して学ぶ機会の減少を意味している。このような縮小傾向の中で地域連携による環境教育を今後どのように行っていくべきか検討する必要がある。}, pages = {345--349}, title = {地域の幼稚園と教員養成学部の連携による環境教育の実践}, volume = {73}, year = {2022}, yomi = {ヒラヤマ, ダイスケ} }