@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00015043, author = {大島, 充代 and Oshima, Michiyo}, journal = {三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践, Bulletin of the Faculty of Education, Mie University. Natural Science, Humanities, Social Science, Education, Educational Practice}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 義務教育9年間を見通した教育のための小中連携・小中一貫教育が推進される背景には、小中接続期の学校不適応「小中ギャップ」緩和がある。「ギャップ」という言葉で表現される所以を義務教育9年間に設定された発達を促すための違いととらえ、乗り越える力に着目し考察を行った。その方法は先行研究から得た視点による事例分析である。学校規模や地域性など条件が変われば事例も異なるとしても、乗り越える力として一人ひとりの自尊感情や自己有用感、学力が関係しているということが考察から見えてきた。また、小中学校の違いを緩やかにし前倒しの経験や交流を行えば、「小中ギャップ」は緩和されるのかという問題意識から、小中連携・小中一貫教育におけるカリキュラムマネジメントにむけた考察も行った。そこから、小中学校教員が共有する子どもに対する姿勢をマネジメントの土台とし、「小中ギャップ」を乗り越える力を意識した柱を持つことが子どもを中心においた連携・一貫教育につながるということが見えてきた。「小中ギャップ」緩和については少ない事例での分析だったので、今後も「小中ギャップ」の教育的意義と逆の効果について事例をもとに分析し、乗り越える力を探っていきたい。教育課題に関する先行研究や様々な事例分析を行うことで課題にせまり、マネジメントの土台を固めることと方向性、柱を持つことが児童生徒の実態を中心においたカリキュラムマネジメントにつながるという考えに基づいて、今後もさらに探求していきたい。}, pages = {477--488}, title = {「小中ギャップ」を乗り越える力に関する一考察-小中連携・小中一貫教育にむけたカリキュラムマネジメントのために-}, volume = {73}, year = {2022}, yomi = {オオシマ, ミチヨ} }