@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00015048, author = {角谷, 道生 and Kakutani, Michio and 森脇, 健夫 and Moriwaki, Takeo}, journal = {三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践, Bulletin of the Faculty of Education, Mie University. Natural Science, Humanities, Social Science, Education, Educational Practice}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 本研究では、福祉を学ぶ筆者の所属校生徒(以下:生徒)に対し、対話的事例シナリオを用いた授業を通して、どのような内面的な変容過程を遂げているか、また対話的事例シナリオを用いた授業を受講したことで、生徒はどのような力を身についたと実感しているのか、について生徒の内面的な変化を捉えるツールであるコンセプトマップを用いて検証した。 その結果、内面的な変容過程としては、知識・専門性の向上、自分本位から利用者本位への変化等の視点・概念の変化がみられた。また生徒の全てがスムーズに変容しているわけではなく、これまでの自分の考えを問い直し、現在は不確かな自らの考えを明確にしようとする段階へと変容している生徒もみられた。また対話的事例シナリオを用いた授業を受講したことで、生徒はどのような力を身についたと実感しているのか、ということについては、生徒の作成したコンセプトマップの内容から、情報把握・活用に関するものと、物事に対する姿勢に関するものの2 つに分類することができた。このことから、2 つの分類の両方もしくはいずれかを、生徒は身についたと実感していることがわかった。この2 つの力は、対話的事例シナリオを用いた授業の特徴と一致しており、対話的事例シナリオを用いた授業が情報把握・活用に関する力や物事に対する姿勢を育みやすいものであることもわかった。}, pages = {553--559}, title = {対話的事例シナリオ実践(高校教科福祉)における生徒の内面的変容過程の検証}, volume = {73}, year = {2022}, yomi = {カクタニ, ミチオ and モリワキ, タケオ} }