@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00001544, author = {小川, 眞里子 and Ogawa, Mariko}, journal = {人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 科学技術の発展に、研究者ならびに研究成果の国際的な交流が極めて重要であることはいうまでもない。医学については、種々の医学知識の交換のみならず、世界的な流行が危倶される伝染病のような場合、国際的な協調のもとに治療や予防策が進められることが肝心である。19世紀ヨーロッパ全域を襲ったコレラの流行の後には、検疫体制に関する各国の協調が流行阻止の鍵であることから、1851年のパリ会議を最初に、ウィーン、コンスタンティノープルなどで国際衛生会議が開催されてきた。国際衛生会議が政府代表による国際協定の取り決めを主眼とするのに対し、以下に取り上げる国際医学大会は、医学研究者による国際会議である。第5回ジュネーヴ、第6回アムステルダムに続く、ロンドン国際医学大会は参加者の数、顔ぶれの豪華さ、取り上げられたテーマの多彩さから群を抜くものであった。これまでほとんど知られることのなかった会議の全容を明らかにし、1881年というこの時期に、世界的な医学研究者が一堂に会した意義を考えてみたい。}, pages = {97--108}, title = {ロンドン国際医学大会の意義について}, volume = {27}, year = {2010} }