@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00015487, author = {市川, 則文 and Ichikawa, Norifumi}, issue = {2}, journal = {三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践, Bulletin of the Faculty of Education, Mie University. Natural Science, Humanities, Social Science, Education, Educational Practice}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 2013(平成25)年に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録された。「先人の業績や優れた文化遺産」(学習指導要領)を通して学ぶとされる小学校6 年社会科の歴史の内容は,ともすると,文化遺産の学習よりも偉人とされる人物学習(学習指導要領では42 人の例示がある)が主になり,過去から順に42 人の偉人が行った政策や行為等を調べ,考えるなどの学習になっている。文化遺産は,各時代の文化の中での扱いであり,多くは有形文化財(建造物や芸術作品など)が学習対象になる。 人間が生きていく上で,「食」の問題は死活問題であり,米づくりをはじめとする経済基盤として,また,飢饉等によって歴史を動かす契機等となったのも事実である。「食」を学ぶ学習は,子どもにも現在の視点から追究しやすい身近な問題であるが,食文化史や食生活史等の研究成果がありながらも,社会科としての研究や授業実践はほとんどない。 そこで本論文では,まず,現在使用されている検定教科書では,「食」に関する記載内容がどのようにされているかを考察し,今後の小学校における「食」を学ぶ歴史学習の展望について通史学習ではない視座を得るものである。}, pages = {121--131}, title = {文化遺産としての「食」を学ぶ小学校歴史学習への展望― 主に教科書の記載内容の分析を通して ―}, volume = {74}, year = {2023}, yomi = {イチカワ, ノリフミ} }