@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00015499, author = {清都, 康雄 and Kiyoto, Yasuo and 菊池, 紀彦 and Kikuchi, Toshihiko}, issue = {2}, journal = {三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践, Bulletin of the Faculty of Education, Mie University. Natural Science, Humanities, Social Science, Education, Educational Practice}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 特別支援学校においても学習指導要領が改定され,指導および評価の改善が図られている.小学校および中学校の学習指導要領では,児童生徒による自己評価および相互評価が評価の材料として挙げられている一方で,特別支援学校の学習指導要領では相互評価についての記述がない.具体的な手立てとして振り返りの活動があるが,相互評価に関わる研究は少ないことから,特別支援学校における相互評価のあり方について実践を通して検討することを目的に取り組んだ. 特別支援学校の小学部6 年生を対象に日常生活の指導の時間である「帰りの会」において「友だちのよいところさがし」を行い,友だちの頑張りに着目したり,友だちから自分のよさに気づいてもらったりする体験ができる場面を設定した.振り返りがしやすいように,一日の活動の様子を写真や動画に記録し,それらを見せてから活動に入れるように工夫を行った.当初は発表の方法について自己評価も認めたことで,発表の意欲を持たせることにつながった.また,日常的に視覚支援の手立てとして活用しているカード類を使用しながら発表できるようにしたことが効果的であった.取り組みの過程において,児童が意欲的に発表できるように,発問の仕方を変更したり,発表している内容が共有できるように環境調整を行ったりしたことで,児童らの発表に対する意欲や相互の交流が増加した. 実践を通して,写真等を提示してその日の活動を想起させる工夫やカード類等の活用を促すことが有効な手立てとなる可能性が示唆された.}, pages = {257--261}, title = {知的障害のある児童の相互評価についての研究―帰りの会におけるよいところ見つけから―}, volume = {74}, year = {2023}, yomi = {キヨト, ヤスオ and キクチ, トシヒコ} }