@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00001604, author = {村上, 直樹 and MURAKAMI, Naoki}, journal = {人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 制度は一元的な存在ではなく、制度体、制度的相互行為、ルール、複合的制度のいずれかの形態を持つ多元的な存在である。制度に関する理論を十全な形で構築するには、まずこの四つの制度のそれぞれについて、その存在形態の内実や生成過程を明らかにしなければならない。我々は、すでに制度体と制度的相互行為については、そうした作業を行った。本稿では、ルールという制度を取り上げ、同様の作業を行いたい。以下が本稿で行われる実質的な作業である。まず最初に、ルールの本体が意味ではなく、言語であることを指摘する。ついで、ルール固有の拘束力とはどのようなものか、またルールはなぜそうした拘束力を持っているのかを明らかにする。さらに、ルールの三つの類型規範的ルール、定義的ルール、手続き的ルールが、それぞれどのようなものであるのかを説明する。そして、法とルールの関係、制度体のデザインとルールの関係、制度的相互行為のスクリプトとルールの内実について論じ、最後にルールの機能と生成過程がそれぞれどのようなものであるのかを示す。}, pages = {87--105}, title = {ルールの理論 : 多元的制度論の試み(3)}, volume = {30}, year = {2013} }