@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00001616, author = {安食, 和宏 and AJIKI, Kazuhiro}, journal = {人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本稿では、東北日本を対象として、1980年代以後の国有林野事業の変化と地域的な特性について検討した。対象地域は、旧。青森、秋田、前橋営林局の管内(東北6県と栃木・群馬・新潟県)である。その結果、以下のような点が明らかになった。対象地域では、全国的傾向と同様に、伐採事業・造林事業ともに、1980年代以後、明確な減少傾向が継続し、事業量は大き、く減少した。ただし最近では、両者とも増加傾向に転じている。旧営林署単位に1980年度と2010年度の伐採量を比較すると、伐採量の大きな地域がより集中するようになった、すなわち木材生産を指向する地域とそうでない地域との差が大きくなった、分化したと解釈できる。また造林事業について細かくみると、かつて事業量が多かった地域と現在多い地域とは必ずしも一致せず、やや複雑な分布状況を示している。次に、職員数の変化についてみると、全国的な傾向と同様に、定員内職員・定員外職員ともに、1980年代以降、一貫して激しい減少が続いてきた。旧営林署単 位にまとめてみると、職員の削減は全国一律的に進められてきたものであり、2010年度では、地域的な差異はほとんど見られない。}, pages = {25--45}, title = {東北日本における国有林野事業の変容と地域特性 : 1980年代以後を対象として}, volume = {31}, year = {2014} }