@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00001634, author = {村上, 直樹 and MURAKAMI, Naoki}, journal = {人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 前号で指摘したように、複数の制度体が相互に連関し合って全体社会というシステムを構成することはない。社会システム論が想定する全体社会というシステムは、実体としては存在しないものである。ただ、複数の制度の集まりが、国家、司法制度、民主主義、封建制、資本主義、社会主義といった一つの「大きな」制度として存在することがあるのは我々も認める。複数の制度からなるこうした「大きな」制度を、多元的制度論では複合的制度と呼ぶ。この複合的制度は、3で指摘するようにシステムではないが、一つの実質的なまとまりである。本稿では、この複合的制度の存立様態がどのようなものであるのかを説明する。}, pages = {75--83}, title = {複合的制度の存立様態 : 多元的制度論の試み(5)}, volume = {32}, year = {2015} }