@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:02000417, author = {富田,昌平 and Tomita,Shohei and 福島,菜津子 and Fukushima,Natsuko}, journal = {三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践, Bulletin of the Faculty of Education, Mie University. Natural Science, Humanities, Social Science, Education, Educational Practice}, month = {Mar}, note = {本研究では,子どもはいつ頃から怖い絵本の怖さに気づき,それを楽しめるようになるのかについて検討した。1,2,3 歳児クラスの子どもたちに怖い絵本を集団的に読み聞かせ,そこで観測された1人ひとりの子どもの反応を絵本の場面ごとにポジティブ(微笑む,笑い声をあげる,絵本と関連した発言をするなど),ネガティブ(「怖い」「いやだ」などと言う,顔を背ける,目や耳をふさぐなど),ニュートラル(集中して見ているがポジティブもしくはネガティブに偏った表出はなし)のいずれかに分類した。分析の結果,2歳半頃までの子どもの多くは怖い絵本の怖さに気づかず,あまり反応も見られないが,2歳半を過ぎた頃から怖さに気づいて怖がるようになるとともに,その先にある幸福感を求めて楽しめるようになることが示された。また,怖い絵本を楽しめるかどうかは絵本の新奇性によっても異なることが示された。}, pages = {179--192}, title = {怖い絵本を楽しむことの発達―1~3 歳児クラスにおける絵本の読み聞かせ場面の分析を通して―}, volume = {75}, year = {2024} }