@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00002760, author = {廣岡, 秀一 and HIROOKA, Shuichi and 横矢, 規 and YOKOYA, Tadasu}, journal = {三重大学教育学部研究紀要. 教育科学}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 対人コミュニケーションにおける予言の自己実現とは、出会った時の初期印象から他者に好意や嫌悪を抱き、その他者に対する好意や嫌悪に符号した無意図的なコミュニケーションを行い、さらに他者はそれに相応したコミュニケーションを行う結果、その他者が当初抱いた印象通りの人物だと確証することであり、コミュニケーションの当事者がこの因果プロセスに気づいていないことにその特色がある。本研究の目的は、2つの実験によってこの対人コミュニケーションにおける予言の自己実現プロセスが再現出来るかを確認するとともに、非言語的コミュニケーションチャンネルとしての微笑がどのように2者間に作用し、自らが他者に対して抱く好意にどのような影響を反ぼすのかを検討するものである。実験Iでは2者の初対面場面を設定し、実験協力者である面接者が意図的に微笑を発し、被験者が面接者に対して抱いた印象や好意を評定させた。また、その時の被験者のコミュニケーション行動(以下CB)をVTRで記録した。実験IIでは、実験Iで記録された被験者のCBを実験Iとは別の被験者に提示し、その人物に対する印象や好意、CBの認知を評定させた。その結果、以下のようなことが確認された。微笑は他者からよりポジティブな印象や好意を抱かれる。微笑みかけられた者は微笑みかけられなかった者よりも多くの微笑やCBを行っていたと認知され、よりポジティブな印象や好意を抱かれた。以上の結果とパス解析から得られた結果より、対人コミュニケーションにおける予言の自己実現では、無意図的に発した微笑によって自らの印象や好意をよくするだけでなく、自らがもつ相手に対しての印象や好意にまで影響を及ぼしていることが確認された。, 論文}, pages = {131--144}, title = {対人コミュニケーションにおける予言の自己実現 : 自らの微笑が相手に対する好意に及ぼす効果}, volume = {54}, year = {2003}, yomi = {ヒロオカ, シュウイチ and ヨコタ, タダス} }