@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00002777, author = {宮崎, 太一 and MIYAZAKI, Taichi and 西川, 和夫 and NISHIKAWA, Kazuo}, journal = {三重大学教育学部研究紀要. 教育科学}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究は、中学生の進路決定自己効力に対して、自我同一性や自己統制懸かどのような影響を持つのかを調べるために行われた。そのため、中学生447名を対象に、中学生用進路決定に対する自己効力(Career Decision-Making Self-Efficacy; 以下CS)尺度、多次元自我同一性尺度(Multidimensional Ego Identity Scale; 以下MEIS)、成人用一般的Locus of Control尺度(以下LOC)を用いて分析を行った。因子分析の結果、CS尺度は「将来展望」と「主体的決定」に、MEISは「自己斉一性・連続性」「対他的同一性」「対自的同一性」「心理社会的同一性」という下位尺度に分かれ、LOCは単一因子となった。重回帰分析の結果、「将来展望」に対しては「対自的同一性」の比較的強い影響が確認され、それ以外の「自己斉一性・連続性」「対他的同一性」「心理社会的同一性」及びLOCの影響は確認されなかった。また、「主体的決定」に対しては、いずれの説明変数の影響も確認されなかった。このことから、自分の在り方や生き方についての鮮明な感覚を持つことは、自分の将来の進路について意識したり考えたりすることの様に、自己の内面で完結する進路決定課題についての自信を高めるが、自分の希望する進路と現実の選択肢との具体的な調整をすることの様に、外界への働きかけが必要な課題ついての自信には、直接的な影響力を持たないことが示唆された。}, pages = {103--113}, title = {進路決定自己効力に対する自我同一性及び自己統制感の影響 : 中学生を対象とした追跡的研究}, volume = {55}, year = {2004}, yomi = {ミヤザキ, タイチ and ニシカワ, カズオ} }