@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00002872, author = {脇田, 裕久 and Wakita, Hirohisa and 八木, 規夫 and Yagi, Norio and 矢部, 京之助 and Yabe, Kyonosuke}, journal = {三重大学教育学部研究紀要. 自然科学}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 主動筋に軽度の随意的な緊張を与えた状態から急速に反応動作をおこすと、動作に先行して主動筋に silent period が出現する。本実験は、被検者の右上肢についてのみ、光刺激に対してできるだけ素早〈肘関節を伸展させる単純反応動作のトレーニングを課し、右上肢および左上肢に出現する動作前 silent period の出現率の変動を手掛りとして、このような敏捷性トレーニングが神経系におよぼす影響を究明しようとした。本実験結果から次のことが明らかにされた。 1) 右肘関節伸展動作時 (トレーニング肢) に出現する complete p.s.p. 出現率は、トレーニング回数が増加するに従って、出現率が増加するタイプと減少するタイプとが存在した。 2) 左肘関節伸展動作時 (非トレーニング肢) に出現する complete p.s.p. 出現率は、トレーニンング回数が増加するにつれて、右上肢の出現率が増加した者では左上肢も増加し、右上肢の出現率が減少した者では左上肢も減少、もしくはほぼ一定となる傾向にあった。 3) 右肘関節伸展動作時の動作開始時間は、トレーニング回数が増加するにつれて、 complete p.s.p. 出現率が増加する者では遅延する傾向にあり、出現率が減少する者では短縮する傾向がみられた。 4) 右肘関節伸展動作時の動作時間は、トレーニング回数が増加しても complete p.s.p. 出現率の増減に関係なく、一定の傾向が観察されなかった。 5) 右肘関節伸展動作時の単位時間当りの筋力上昇率は、トレーニング回数が増加するにつれて、complete p.s.p. 出現率が増加する者では増大する傾向にあり、出現率の減少する者では小さくなる傾向がみられた。}, pages = {125--132}, title = {「動作前Silent Periodの出現率について」第二報 単純反応動作のトレーニングによる効果}, volume = {33}, year = {1982} }