@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00002905, author = {田口, 正男 and Taguchi, Masao and 渡辺, 守 and Watanabe, Mamoru}, journal = {三重大学教育学部研究紀要. 自然科学}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 1981年神奈川県津久井郡の谷戸において、アカネ属数種の標識再捕獲調査を行なった。 1.本調査地において繁殖が確認されたアカネ属は6種で、これらがミヤマアカネをはじめとして季節を通じて間断なく出現した。 2.水田域において成虫の出現するパターンは雌雄はほぼ同数出現するグループ(ミヤマアカネ、ナツアカネ、アキアカネ)と、極端に雌が捕獲されないグループ(マユタテアカネ、ヒメアカネ、コノシメトンボ)に分けられた。 3.生殖行動はアキアカネを除いて、どの種も生殖期成虫の出現と一致して確認された。 4.主として日あたり出現数が最高になった日の個体について残存曲線を求めてみると、いずれの種でも雌の方が残存性は低かった。 5.期待寿命を求めると雌雄同所的なグループ―とくにミヤマアカネ―では時間が経過してもあまり変化が見られず、一方雌の出現数の少ないグループでは週の経過につれて期待寿命が低下する傾向が見られた。 6.これらの結果を、水田の水管理と対応させて考察した。}, pages = {69--76}, title = {谷戸水田におけるアカネ属数種の生態学的研究 : I. 成虫個体群の季節消長}, volume = {35}, year = {1984} }