@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00002907, author = {脇田, 裕久 and Wakita, Hirohisa and 八木, 規夫 and Yagi, Norio and 矢部, 京之助 and Yabe, Kyonosuke}, journal = {三重大学教育学部研究紀要. 自然科学}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 主動筋に軽度の随意的な緊張を与えた状態から急速に反応動作をおこすと、動作に先行して、対側肢の同名筋にSilent Periodが出現する。本実験は、被検者の右上肢についてのみ、光刺激に対してできるだけ素早く肘関節を伸展させる単純反応動作のトレーニングを課し、右肘関節伸展動作時および左肘関節伸展動作時におけるそれぞれの対側肢に出現するSilent Period出現率の変動を手掛りとして、このような運動肢主動筋の敏捷性トレーニングが対側肢の神経系におよぼす影響を究明しようとした。本実験結果は、次のようである。 1) 右肘関節伸展動作時における左上腕三頭筋のComplete P.S.P.出現率は、トレーニング回数の増加にともなって、増加するタイプ、変動するタイプ、減少するタイプ、変動しないタイプが存在した。 2) 左肘関節伸展動作時における右上腕三頭筋のComplete P.S.P.出現率は、各被検者とも右肘関節伸展動作時における左上腕三頭筋のComplete P.S.P.出現率と類似した変動過程を示した。 3)右肘関節伸展動作時における左上腕三頭筋のComplete P.S.P.出現率の全被検者の平均値は、33%(S.D. 33.9%)であり、左肘関節伸展動作時における右上腕三頭筋の出現率は、48%(S.D. 39.1%)であった。左右の対側肢に出現するComplete P.S.P出現率の比較では、3名の被検者において、左上腕三頭筋に比較して右上腕三頭筋の出現率が有意に大きな値を示した。}, pages = {81--85}, title = {「動作前Silent Pointの出現率について」 : 第3報 体側肢にみられるSilent Pointについて}, volume = {35}, year = {1984} }