@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00003033, author = {征矢, 英昭 and Soya, Hideaki and 彦井, 浩孝 and Hikoi, Hirotaka and 西端, 泉 and Nishibata, Izumi and 浜中, 健二 and Hamanaka, Kenji}, journal = {三重大学教育学部研究紀要. 自然科学}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 持久的腕作業能を評価することは、上肢を主体とする運動の作業能を見積もることや、下肢筋に障害をもつ患者のリハビリテーションにとって有用であると考えられる。本研究は、22-28歳の健常な男子学生8名を対象に、自転車エルゴメーターを改良した装置を用いて腕クランキングを行わせたときの乳酸性作業閾値(lactate threshold:LT)を検討することにより、腕クランキングにおける全身持久性の評価のための基礎的資料を得ることを目的とした。腕クランキングは、4分間隔の漸増負荷により疲労困憊まで行わせた。最大仕事量(maximal power output:PO max)の平均値と標準偏差は、64.9±10.85Wであり、最高心拍数(HR peak)では、182.6±8.32beats/minであった。また、足背部に留置したカテーテルからの採血により血中乳酸濃度(blood lactate concentration:La)を測定し、LTを測定した。その結果、LTの平均値と標準偏差は、2.0±11.35W(30.4±16.4%POmax)であった。POmaxとLTの間に、統計的に有意な相関関係は認められなかった。腕作業終了直後の腕の最高La(arm La peak)および脚の最高La(leg La peak)の平均値と標準偏差は、それぞれ9.6±1.54mM、7.5±1.95mMであった。両者間の相関関係を検討したが、統計的に有意な関係は認められなかった。さらに、回復期のLaが最高値を示すのに要した時間(time to peak La;TPL)の平均値と標準偏差は、6.6±0.99minであった。これらの結果は負荷法の妥当性について支持するものの、腕クランキングにおける持久性の評価にLTを指標とすることの有効性を必ずしも指示するものではないと考えられる。また、腕作業における採血部位の検討の必要性が指摘された。}, pages = {71--79}, title = {腕作業における乳酸性作業閾値 (LT)}, volume = {43}, year = {1992} }