@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00003049, author = {大谷, 正人 and Otani, masato and 野村, 純一 and Nomura, Junichi}, journal = {三重大学教育学部研究紀要. 自然科学}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 摂食障害は、現在では主として神経性食思不振症と神経性過食症から成っているが、1970年代前半までは、神経性食思不振症の概念しか存在せず、1970年代後半から、神経性過食症の概念が加わり摂食障害としてまとめられるようになった。実際、近年の摂食障害の増加は、過食を伴う型の増加によると思われる。思春期・青年期の女子に好発する摂食障害は、現在、学校保健の上でも重要な疾患である。学校生活の中で、養護教諭、担任の教諭には、病気の発見者として、患児の理解者として、さらには指導者としての役割が求められるだろう。摂食障害の治療については、まず患児の心性を理解することから始まる。患児の指導については、この疾患の難治性、遷延性を考慮に入れると、専門医療施設とできるだけ早期に連絡をとりながら進めることが必要となる。また、学校保健の中では、病気の早期発見、早期治療といった二次予防が最も重要であるが、病気の出現自体を防ぐ一時予防も必要である。この他に、本研究では、学校保健上で重要な問題となる肥満と摂食障害の差異についてもふれた。}, pages = {127--132}, title = {学校保健における摂食障害}, volume = {44}, year = {1993} }