@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00003122, author = {大谷, 正人 and Otani, Masato and 中井, 深雪 and Nakai, Miyuki and 吉田, 弘道 and Yoshida, Hiromichi and 吉田, 金治 and Yoshida, Kaneharu and 滝沢, 奈美 and Takizawa, Nami and 山下, 由夏 and Yamashita, Yuka}, journal = {三重大学教育学部研究紀要. 自然科学}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 精神分裂病の表現精神病理学の音楽上の特徴として、音楽鑑賞での調査からは、拍子感が明瞭、構成が単純、テンポの安定した有名な曲への好みと、構成やリズムが複雑で、テンポの変化の大きく、暗く劇的な曲への抵抗が認められた。また、音楽療法の合奏や歌唱の場面からは、リズム性の後退、リズムのパターン化しやすい傾向や、適度な情感のこもった歌唱の難しさなどが確認された。しかし、一定のテンポを維持する能力や和音進行を合わせる能力は、病前に楽器経験がある場合、比較的保たれていた。これらの音楽上の特徴は、精神分裂病の本質とも関わっていると思われるため、これらの特徴を考慮した上で、音楽療法の治療目標やその構成を考えることが重要である。その際、治療者が彼らの音楽表現を尊重しながらも、それらに豊かさを加え、創造的な体験を共にすることにより、分裂病の症状も改善する可能性があると考えられた。}, pages = {87--92}, title = {精神分裂病の表現精神病理学の音楽療法への応用}, volume = {49}, year = {1998} }