@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00003128, author = {渡辺, 守 and Watanabe, Mamoru and 中西, 康之 and Nakanishi, Yasuyuki and 井本, 佐 and Imoto, Tasuku}, journal = {三重大学教育学部研究紀要. 自然科学}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 熱帯に分布するウスキシロチョウの飛翔行動が体温に及ぼす影響を明らかにするために、胸部温度と翅の表面温度を測定した。また、室内で固定した蝶に白熱灯を照射して翅の表面温度を経時的に測定し、体に当たる風の影響を実験的に調べた。野外で飛翔中のウスキシロチョウの胸部温度は太陽輻射温度より低く、吸蜜中の個体の胸部温度はさらに低くなっていった。ウスキシロチョウが吸蜜していた花の蜜の温度は、太陽輻射熱が40℃を超える環境下でも34℃程度だったので、このような低温の蜜を吸うことが胸部温度の上昇を抑制したと思われる。ウスキシロチョウは橙色翅型の個体より緑色翅型の個体の方が熱反射率の高いことがわかった。これらの結果から蝶の飛翔が空冷効果をもたらすことについて考察した。}, pages = {13--21}, title = {タイ・チェンマイ地方に生息しているウスキシロチョウの体温調節}, volume = {50}, year = {1999} }