@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00003166, author = {冨野, 孝生 and TOMINO, Takao}, journal = {三重大学教育学部研究紀要. 自然科学}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 川と人とのかかわりが話題になっている昨今である。身近な河川を見直すことが重要視されて久しいが、都市近郊あるいは都市地域を流下する河川水は、一般に水質汚濁が高い事実に明け暮れている。清流があってこそ身近に河川の存在や自然の姿を認めることができるが、濁った不透明水やごみ浮遊物が流れ、河床から気泡が発生している河川の姿は、川と人との結びつきを疎遠なものにしている。河川の景観を浄化することを目指すと同時に、都市河川の水質を明らかにして身近な河川の実態を明らかにすることは、川と人との関わりを一層深めることになる。この目的に即して、名古屋市内中央部の主要河川の水質を明らかにした。一般に都市部に見る人為的汚濁が高まっている河川水は、成分的に塩化ナトリウム型であるが、名古屋市中心部を流下する主要河川の水質は、同時にマグネシウムイオン、硫酸イオンに富んだ結果を与えた。また、これまで汚濁度が最も高いとされていた名古屋市内の一河川に、地下鉄工事に伴って湧出した地下水を放流する一時的な河川水浄化試験が進められた。平成13年9月現在において明らかにできた浄化結果の一端を明らかにした。生物化学的酸素要求量レベルにおいて改善の方向が認められたが、河川の実態を再確認することの必要性が明らかになった。}, pages = {47--57}, title = {名古屋地域における都市河川水の成分と一河川への工事地下水や自然流水の導入による水質改善の試み}, volume = {53}, year = {2002} }