@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00003216, author = {吉本, 敏子 and Yoshimoto, Toshiko and 増田, 啓子 and Masuda, Keiko}, journal = {三重大学教育学部研究紀要. 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究では、アメリカ家政学会誌に掲載された論文の中で、家族関係領域に分類された論文の研究動向を明らかにした。結果の概要は以下の通りである。①全期間を通してみた家族関係領域の論文数は252本、全論分数に占める構成比の割合は3.7%で、10領域の中では最も論文数の少なかった領域である。全期間を通してみると右肩上がりで近年になるほど論文数、構成比とも増加していた。これを大きく3つの時期に分けて捉えると、1910年代~1930年代は論文数が1桁で非常に少なく構成比も非常に小さい年代、続く1940年代~1970年代は論文数が30本台、構成比も3~4%台に増加した年代、そして、1980年代~1990年代は論文数が40本台、構成比も6%台と最も増加した年代として把握できる。②中分類構成比を見ると、全期間の中分類構成比の中で最も多かったのは「家族関係の現状」であり、ついで「現代の家族問題」、「家族関係の理論と研究方法」であった。③中分類構成比の時系列的推移を、論文数が増加した1940年代以降について見ると、「家族関係の現状」に関する論文は1950年代以降少しずつ減少し、替わって「現代の家族問題」に関する論文が増加したことがわかった。「家族関係の理論と研究方法」は1960年代に最も論文数が多かったが、全体としては1940年代以降減少傾向が見られた。④キーワード検索の結果、多く出現したキーワードは「家族、家族の」「子ども、子ども期」「親、親の、親期、親教育」「結婚、結婚の」「関係、関係の」などであった。中分類構成比で考察した内容をほぼ追認するようなキーワードを確認できた。}, pages = {137--145}, title = {アメリカ家政学会誌掲載論文にみる家族関係学の系譜とその特質}, volume = {56}, year = {2005} }