@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00003228, author = {松井, 真佐尚 and Matsui, Masataka and 西川, 和夫}, journal = {三重大学教育学部研究紀要. 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究の目的は、精神病に対する否定的態度の変容における説得的コミュニケーションの効果的なあり方を、「メッセージの要因」と「受け手の要因」に着目して検証することである。実験は、メッセージの内容(認知ベース・感情ベース)、メッセージの構成(一面呈示・両面呈示)、被験者の初期態度の強さ(強・弱)、被験者の性格特性(外向性・内向性)を操作して行った。4種類のメッセージ(認知ベース・感情ベース×一面呈示・両面呈示)を作成し、279名の被験者に呈示したところ、認知ベースと一面呈示のメッセージのほうがそれぞれ感情ベース、両面呈示のメッセージよりも態度変容において効果的に作用したことが示されたほか、否定的態度の強いものほど態度変容量も多くなるという傾向が示された。これらの結果から、精神病に対する否定的態度の変容を目的とした説得的コミュニケーションは、その内容や構成、及び被験者の初期態度の影響を受けることが示唆され、効果的な「偏見改善法」開発のためには、これらの要因を考慮する必要があることが示された。}, pages = {289--302}, title = {「こころの病」に対する態度の変容に関する研究 : 説得的コミュニケーションの視点から}, volume = {56}, year = {2005} }