@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00003445, author = {平子, 雅張 and HIRAKO, Masaharu and 菊池, 紀彦 and KIKUCHI, Toshihiko}, journal = {三重大学教育学部研究紀要, 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究は、発達障害児に対する通級指導教室における指導がどのような役割を担っているのかを明らかにす るとともに、通級指導教室の今後のあり方について検討を行ったものである。A市の通級指導教室を利用す る発達障害児39名の保護者およびA市の通級指導教室の担任を対象に、それぞれアンケート調査およびイン タビュー調査を実施した。その結果、保護者の半数以上が通級指導教室における指導回数や指導時間の増加を 望んでいた。また、保護者は悩みを相談することができず不安な思いを抱えていることが明らかとなった。通 級指導教室の担任は、在籍校児童や保護者に対する通級指導教室への理解、通級指導教室を利用する児童の増 加や保護者への対応、関係機関との連携、環境整備の4点を課題に挙げていた。これらの結果から、通級指導 教室には児童に対する指導にとどまらず、保護者に対する支援の役割も求められていることが明らかとなった。 今後、通級指導教室を拡充していくには、ボランティアスタッフなどの地域資源の活用や、特別支援教育コー ディネーターとの連携を検討することが重要であることを指摘した。}, pages = {203--214}, title = {発達障害児に対する通級指導教室の役割とその重要性についての検討}, volume = {63}, year = {2012} }