@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00003499, author = {吉田, 真理子 and Mariko, YOSHIDA}, journal = {三重大学教育学部研究紀要, 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究は、実験によって、幼児における出来事の時間的順序に関する想起とプランの発達を調べた。実験で は、子どもが実際に、持っていたものを落としてしまうという体験をし、それに気づいた子どもが過去に訪れ た場所の順序を想起しながら、落とした可能性のある場所について答えられるか、そして再び落とさないよう に訪問順序を考慮した予防プランを立てられるかどうか検討した。対象児は幼児(4歳児27名、5歳児19名、 6歳児20名)であった。その結果、(1)時間的順序の想起については4~6歳の間で年齢差はみられないこと、 (2)時間的順序を考慮したプランを、時間的関係に言及しながら説明できるようになるのは6歳以降であるこ と、(3)過去の出来事の順序に関する想起が、それをふまえた予防プランにはすぐさま直結しないことが明ら かとなった。以上の結果は、時間的関係を考慮する際の視覚的手がかりの有効性、及び他者の時間的視点の理 解との関連から考察された。}, pages = {357--362}, title = {幼児期における出来事の順序に関する想起とプランニング : 「落し物課題」を用いて}, volume = {64}, year = {2013} }