@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00003535, author = {田中, 伸明 and TANAKA, Nobuaki}, journal = {三重大学教育学部研究紀要, 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 大正期,九州の別府南尋常小学校では,「約説的教育」が唱導された.「約説的教育」とは,ヘッケルによる「個体発生は系統発生を反復する」という発生学の「約説原理」を,あらゆる教育実践に適用し,その効果を上げようというものであった.その代表的実践家こそが,河野三五郎である.大正期の新主義教育は百花繚乱.その一つとして,別府の「約説的教育」は開花した.河野は,算術教授法としての「質問戦」や,問題解決法としての「作図解法」を編み出し,「約説原理」に基づき,児童の「数心象」の発達に沿って,綿密な算術の指導段階を設定した.それは,徹底的とでもいえる算術教育の方法論的整備であった.本稿では,「別府の算術」として知られる河野三五郎の算術教育に光を当て,算術教育方法史的考察を与えることにする.}, pages = {303--314}, title = {「別府の算術」に関する一考察 : 河野三五郎の算術教育}, volume = {65}, year = {2014} }