@article{oai:mie-u.repo.nii.ac.jp:00003555, author = {郷右近, 歩 and GOUKON, Ayumu}, journal = {三重大学教育学部研究紀要, 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 精神疾患により医療機関にかかっている患者数は近年大幅に増加しており、平成23年は320万人と推計されている(厚生労働省,2011)。大学には、従来、様々な障害を有する学生が在籍しており、精神疾患を有する学生も含まれる。一方で、_西(2007)は、過去に遡り教育的発達的視点に立ち精神障害を抱える学生の支援に着目し報告している論文を探索すると、これが実に少ないと指摘している。本稿では、守秘義務やプライバシーに抵触しない範囲において、筆者がかかわる機会を得た7事例の紹介を行った。原田(2011)は、自身の所属校では健康管理センターが中心となってこころの問題に対応しているが、現実には、担任が直接学生の相談にのる機会が多いことを指摘している。本学には公的な相談窓口もあり、専門の職員が対応しているが、筆者は教育学部の一教員に過ぎず、相談員等の役職も兼務していなかった。以上のことから、大学として精神疾患を有する学生を支えてゆく上では、二重三重のセーフティーネットが必要となる可能性が示唆された。}, pages = {77--81}, title = {学生の心理的支援について : 精神疾患を例として}, volume = {66}, year = {2015} }